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赤司 真里菜展

2026.6/9(Tue)-6/27(Sat)

Open 12:00-18:00

Close Sun/Mon

全てを見せない姿が其処に在った。
それは、氷層のように美しく
雅さは、
平安も 現代も 関係なく “隠す” 美学が確かに生きている。

■作者制作コンセプト
伝統的な日本画画材。水干絵具、岩絵の具、金箔、銀箔。様々な素材を組み合わせて制作している。
修復紙で使われる極薄和紙を使い、「透けて見える表現」に、全てを見せない美しさ。目線や空気感が柔らかくなる不思議さ。
ベールのように隠すことで想像する力が駆り立てられる繊細さ。
そんな気持ちになる面白さから、多様としているお気に入りの実験中の技法。 
令和8年 2026.5月 赤司真里菜

■受賞歴
2014 第70回福岡県美術展覧会 70周年記念賞 F80作品(福岡県立美術館/福岡)
2017 九州産業大学卒業制作展 買い上げ賞 規格外1303×5820作品 (九州産業大学・アジア美術館/福岡)
    第3回石本正 日本画大賞展 奨励賞 F50作品 (浜田市立石正美術館/島根)
2018 第38回三菱商事アートゲートプログラム 入選 F10作品 (東京)

■ギャラリーオーナーズコメント

伝統ある日本画材を用いながら、現代に息づく「隠す美学」を追求する赤司真里菜の個展を開催いたします。
作者との対話の中で印象的だったのは、日本の精神性に対する深い共感と、この地に生まれたことへの純粋な愛着です。平安の『源氏物語絵巻』を彷彿とさせる華やかな色彩の根源には、日本人が古来より大切にしてきた「控えめな精神性」が静かに横たわっています。
本展では、修復にも用いられる極薄和紙を重ねる技法により、あえて全てを露わにせず、ベールや靄の向こう側に真実を覗かせる表現に挑んでいます。それは着物の着付けにも通じる、一部を隠すことで見る者の想像力を掻き立てる日本独自の文化観念そのものです。雅(みやび)な静寂の中に漂う、繊細で柔らかな空気感をぜひご高覧ください。
令和8年5月 アート プロ ガラ 主宰 たなか照未

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