Exhibition Now

柏木菜々子日本画展

Nanako Kashiwagi

はなむけ

2026.9.15(Tue)-10.3(Sat)

Open 12:00-18:00

Close Sun/Mon

「はなむけ’26」F100、130.3×162.0cm、日本画 2026年

☆作者メッセージ

「これまでとこれから 人生はいつも途上
自分らしく生きる全てのものたちに はなむけを」
人生百年時代といわれる今、折り返しを迎えようとする年齢に差しかかります。
その間30年にわたり自由に生きる動物たちや、その地ならではの風景を描き続けてきました。
同じ道の上にいても、目に映る景色はその都度違うことに改めて新鮮な想いを抱きます。
繰り返しに見えて毎回違う新しい一歩。
いつでも途上で不完全な愛すべきものたちに、はなむけを贈るような気持ちで制作を続けています。
画面に広がる物語が、ご覧くださる皆さまの道をそっと彩る「はなむけ」となれば幸いです。
2026年〔令和8年〕8月 柏木菜々子

☆オーナーズコメント

アートプロガラでは、柏木菜々子氏が福岡へ拠点を移されてからの約10年間、2年ごととなる個展を開催いたしております。
日本画という伝統的な技法を用いながらも、その世界観は従来の「花鳥風月」の枠組みを鮮やかに超え出ます。
過酷な地球環境の変動のなかで、絶えることなく世代を繋ぎ、ただそこに「ゆるり」と生きる動物たち。
幼少期より動物に心を寄せ、描くことを自然の成り行きとしてきた作者が眼差しを注ぐのは、彼らへの深い「愛おしさ」そのものです。
一方で画面に立ち現れるのは、かつての隆盛を静かに物語る工場群やゴーストタウン、軍艦島をはじめとする廃墟の姿です。
さらに、愛車であるオートバイで家族とともに風を切るバイカーとしての顔を持つ柏木氏は、使い古された金属パーツや機械の表情にも美を見出します。
花々や可憐なモチーフと無機質な金属パーツが同居する独特の画面は、不規則で魅力的なギャップを生み出し、
バイク雑誌に掲載されるなど多方面で注目を集めてきました。
移住後に目にした構造物や金属の質感が、時を経て自然の風景や生命の一部へと溶け込んでいく。
人生の折り返しを迎え、「人生はいつも途上。不完全な愛すべきものたちへ」と眼差しを向ける柏木氏が贈る、
祝福に満ちた作品群をぜひご高覧ください。
20268月 アートプロ ガラ 主宰 たなか照未 

「永遠」F10、53.0×45.5cm、日本画 2025年

「あこがれ」F10、45.5×53.0、日本画 2026年

「はなむけ’26」F100、130.3×162.0cm、日本画 2026年

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