日本画  柏木 菜々子 展
樂 園

2016.  5/24
(火)―6/25(土
)

Open 12:00-18:00
Close  Sun/Mon





像やキリンなどの動物をモチーフに現代の建物や廃墟となった建造物に、動物たちがゆるりと過ごしている様子がファンタジックに描かれている。デザイン的な表現と細密描写が融合していてシュールな世界に誘われるようだ。細かく観てみると、動物のみならず、廃墟の質感や背景の空なども緻密に描かれていて、和紙の質感と岩絵の具の風合いが、作品全体に柔らかな透過性の空気感を醸し出している。今展ではこれまで公募展に出品し入選・受賞した作品及び新作を含む大作から小品まで総数55点を展示し会場は圧巻な空気となっている。
また、柏木菜々子氏はツーリングを趣味とするバイカーでもあり、役目を終えた金属パーツも花と同じく美しいと感じ、「テツノハナ」というシリーズの小作品も面白い。日本画とソロツーリングを好むバイカー、このギャップのセンスが作品にも表れているのではないかと感じる。
             アートプロ ガラ 主宰 たなか照未 










「ホシフルセカイ」 
2014/162.0×162.0cm
800,000円
「ハナフルセカイ」 
2013/162.0×162.0cm
800,000円
「樂園」 
2009/162.0×130.3cm
720,000円

「ハナフブキ」 
2010/91.0×116.7cm
440,000円
           



ー 樂 園 ー

動物たちが存在している。 
ゆるゆるとした自由な時間軸を生きている。
 
建造物が廃墟となり 
そこにどれだけの時間が流れても 
彼らの世界は静かに廻り続けている。

自由に生きる者たち固有の美しさを 
肖像・群像として描きたい。

                 柏木菜々子





展示作品ラインナップ
 ↓
                                 ※ クリックすると拡大画像になります。








「トーク」 
2012/72.7×91.0cm
312,000円

「タカラブネ」 
2016/91.0×91.0cm
348,000円

「アフタヌーン」 
2012/80.3×53.2cm
264,000円

「宵」 
2012/80.3×53.2cm
264,000円







「縞々の王様」 
2015/27.3×22.0cm
53,000円

「赤いハナカザリ」 
2012/41.0×31.8cm
96,000円

「ツノカクシ」 
2012/41.0×31.8cm
96,000円

「歩(あり)く」
2014/53.0×45.5cm
144,000円 (個人蔵) 







「多弁の花」 
2010/27.0×27.0cm
56,000円

「ミアゲルハナ」
2016/14.6×14.6cm
16,000円

「マグノリア」 
2016/14.6×14.6cm
16,000円

「象徴」 
2013/27.0×27.0cm
56,000円




「テツノハナ/蝶」 
2014/20.0×20.0cm
42,000円
「八重咲きの鉄」 
2010/27.0×27.0cm
56,000円
「K-775P」 
2007/14.2×10.8cm
15,000円
「愛車の肖像R246」 
2014/18.0×14.0cm
非売品
「モモメット」 
2009/18.0×18.06cm
32,000円

「テツノハナX」 
2009/14.6×14.6cm
16,000円 
(個人蔵) 
















「白芙蓉図」 
2009/27.3×22.0cm
53,000円 (個人蔵) 
「花と鋏」 
2009/24.2×33.3cm
64,000円
 (個人蔵) 
「イシノウエ」 
2016/14.6×14.6cm
16,000円
「流転」 
2010/72.7×72.7cm
264,000円 (個人蔵) 
「鳥のなる樹」 
2014/91.0×72.7cm
312,000円
 (個人蔵) 


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